嵐のコンサートを終えてから毎日溜め息しか出ない。

 

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はてなブログ今週のお題
「私のアイドル」とのことなので、ちょっと勢いで。

 

最近の私、というより23年の人生で起きた
幸せベスト5の1つが

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 untitled」だ。

 

高校生になる少し前からドハマりし、
ずっとずっと大好きだった嵐。

コンサートの参加は実はこれが2度目で、
初めてのコンサートはかれこれ4年前のことです。

 

「嵐のコンサートチケットは取れない」
バラエティ番組を観ていると、芸能人が口々にそう言います。

ましてや一般人の私は、
ファンクラブに入ることでやっとチケットを応募する権利を手にすることができ、
そのファンクラブ会員の中でもチケットを獲得できない者は少なくありません。

毎年毎年、欠かさず応募しても当選しないのです。

 

初めてのコンサート参加から4年後だなんて、
もしかしたら嵐のコンサートはオリンピックなのかもしれない...。

 

そんな貴重な嵐のコンサート。
スタンド席でした。

 

ステージから離れている私の席では、
いつもテレビで観ているサイズと変わらないぐらい、
遠くて遠くて小さい彼らでしたが
同じ空間で同じ時間を過ごしていると思うと感慨深いもの...。


初めてのコンサートに参加した頃、
大学1年になっていた私は突然
一生付き合っていかなければならない、
そして一生治ることのない病気が自分の中にあることが発覚し、
そのことを受け止めきれずにいました。

 

嫌なことを考えたくなくて、部屋にこもり毎日寝てばかりの日々。
寝ている時だけ、夢を見たりして病気のことを忘れることができたのです。
一人暮らしを始めたのをいいことに、
大学の講義をサボることも度々ありました。

 

初めての嵐のコンサートは、
無事に手術も終え、それでも一生付き合わねばならないその病気を
ちょっとずつ自分の中で受け入れ、
ドン底の頃からほんの少しだけ表情が柔らかくなり始め
やっと家の外に出るようになった頃。
病気が発覚してから半年以上経っていました。


そんなこともあって、
初めてのコンサートでは
公演中にボロボロ泣いてしまいました。


高校生の頃から大好きだったアイドルに
やっと会えて、同じ空間で同じ時間を過ごしてる。

あれだけずっと望んでいたコンサート。
どうしてこんなタイミングで当たるの?

手術頑張ってよかったな
つらいけどこれからも頑張ろう

と素直にそう思えたのでした...。

自分にこんな素直でしおらしく、
可愛らしい部分があるなんて!!!!!


とにかく私に嵐という趣味があって良かった
本当に心の底から思いました。


余談ですが、私は完全なるニノ担で、
正直二宮への愛が大きすぎるがゆえに
他のメンバーに対していい加減なところがあるのですが、

コンサート中にJが
上半身裸になった時はしぬほど叫んだ。

 


 

そして今回の「ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 untitled

 

席はなんとアリーナだ。
自分の席は当日分かるので、
アリーナの文字が見えた時は思わず発狂。入り口前で。

 

会場に入っていざ席に着くと
アリーナの中でもさらにメインステージに近く、
どれくらい近いかというと

全校集会で壇上に立って長々と話す校長よりも近い。

 

もはや物理的距離で言うと、
自分の学校長よりも近い存在!!!!!!!!

 

あまりにも近くて、

彼らの表情が、なびく髪が、揺れる背中が、声が、衣装の質感が、

「現実」だと突きつける。


嵐の二宮が好きです、と言うと
「理想の恋人はニノなんだね」と言われます。

でも別に私は二宮と結婚したいわけじゃない。
二宮和也はバーチャルな存在で構わなかったのです。
プリキュアだったり、ピカチュウだったり
そんなテレビの中にいるキャラクターで良かったのです。

 

だけど「現実」だと突きつけられると、
感動とか興奮とか... 人が感じるものはそんなもんじゃない。

 

脳が震える感覚。

 

コンサートを終え、退場の案内があるまで
席に座っていた私は明日のジョーのような状態。

完全に燃え尽きて灰になっていた。 

 

「燃えたよ……まっ白に……燃えつきた……まっ白な灰に……」

 

隣の席にいたのが、
私の祖母世代の女性でしたが、
コンサートを終えた時には
隣の祖母世代の女性の方が完全に元気でした。

 

 

コンサートを終えたあの日から、
もう何日も経っているというのに
溜め息が止まらない。

 

これはもう恋かもしれない。

 

 

 

 

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