とにかく残業が嫌いなので1秒でも残業したくない私の話を聞いてくれ。

  

私は残業が嫌いだ。

とにかく1秒でも早く家に帰りたい。

世界残業嫌い選手権があれば、日本代表に選ばれると思う。
私は日本で一番残業嫌いかもしれない。

 

定時退社という競技は、勤務時間内に仕事を終わらせるスピード、1人で定時に退出する強い精神が必要である過酷なスポーツだ。この競技人口が増えればと日本代表の私は強く思う。ゆくゆくはオリンピック競技にしよう。

 

残業が嫌いな理由はいくつもあるが、とにかく残業には何のメリットもない。
それどころかデメリットだらけで非効率的だ。

 

そもそも残業というのは例外的な出来事であるはずで、定時で仕事を終わらせようとするのが大原則でしょ?

 

そもそも残業なんて必要じゃない

 

まず、1日8時間の労働を週5日行うだけでも、よく働いていると言えると思う。

1日は24時間で、その1/3である8時間は睡眠に当てられる。とすると、活動できる時間は1日の2/3で、8時間労働はその半分に値するわけだ。
そして1週間のうち5日間、この生活を送る。

こうして考えてみると、労働の時間は生活の多くを占めていて、週5日の8時間労働でさえ働きすぎなのではと思う。

 

これだけの時間を仕事に費やしているのに、なぜ時間延長しなければならないのか?

これだけの時間を割いても定時に終わらない仕事量や内容、進め方に対して成り立っていると言えるか?

 

そりゃあ時間ぴったりに終わらせることが難しい職種もあると思う。営業やお店の接客や運転手なんかは外的理由で時間ぴったりとはいかない。例外として定時を過ぎてしまうだろう。

ただ、あくまで残業は例外的出来事だ。その例外の時間が毎日3時間も4時間も発生するなんて、どう考えてもおかしいだろ。

 

残業はそもそも必要じゃない。必要でないべきだ。

 

それなのに残業をする人は多い。
さらに、残業をする人は「偉い」という、理解出来ない風潮まである。

 

残業嫌いを甘えと呼ばれることに納得がいかない

 

たしかに仕事に限らず、長時間頑張っている人はすごいと思う。

ただ、8時間集中して作業しているだろうか?

8時間も集中して計画的に進めている仕事が毎日何時間も延長する羽目になるだろうか?もしそんな状況だったら、正直仕事として成り立っていないのでは?と私は思ってしまう。だって仕事にはお金が発生するし、時間はお金だ。この仕事には○時間、あの仕事には△時間と、かけていい時間がある程度決まっているはず。だから毎日残業しているのは本当におかしいと思う。

残業している本人に限らず、周りの環境だとか会社の経営だとか仕事の分担だとか、どこかしらに問題があるんじゃないかな…。

 

それでも、残業をする人は多い。

みんなが残業をしていると、残業するのが当たり前のように振舞われる。そうなってくると、どんなにこなしたって残業が当たり前なのだから、長時間のだらだらと仕事をこなすだろう。仕事が定時に終わらないように調節し毎日残業をする。

これは本当に馬鹿馬鹿しい

 

残業嫌い日本代表の私たちは、残業を発生させないため朝から計画的に定時に終わらせようと仕事を進めている。その結果として定時に帰ることができる。なのに、定時過ぎてこの仕事を手伝ってとか、朝からのらりくらりとやっておいて何言ってんだ。

 

時間はお金だ。会社によっては残業代も発生するだろう。こんなの時間もお金も無駄でしかない。

 

時間内に終わらせようと仕事に取り組めば、残業なんか必要じゃない。そしてこの取り組み方こそ大正解なのだ。

 

だから、のらりくらりダラダラと取り組み毎日残業をしている者など全く偉くない。むしろダラダラ仕事をして残業代を貰う方がよっぽど甘えだ。

 

なのになぜ残業嫌いは、こんなにも肩身が狭いのか…。本当に納得がいかない…。シクシク。

 

さあ君も残業嫌い選手権の日本代表になろう!

 

残業の無駄な部分やデメリットを話しても、響かないかもしれない。ここからは、残業をしないことのメリットを述べていく。とは言っても、残業をしないことのメリットは残業をすることのデメリットだ。

 

  • コストパフォーマンスが良い
  • 効率的な仕事ぶりになる
  • 長く続けられる
  • 健康的
  • 生活が充実する

 

コストパフォーマンスが良い

 

これは前述したように、「時間はお金」なので仕事に時間をかけないということは、その分儲かるということである。 

例えば、2時間かかる想定の仕事を1時間で終えるとする。この仕事に支払われるお金は当然2時間分のはずだ。だけど1時間で終わらせれば、もう1時間を同じだけの仕事がこなせる。結果、2時間で4時間分のお金を生み出すことができる。

 

これが残業をしないことと何の関係があるのかというと、

残業が当たり前になり、だらだら仕事をこなしていると、2時間で終わらせるべき仕事は気づけば3時間かけていたりするのだ。

だから、残業をしないよう計画的に仕事をこなし、だらだら取り組まずにいれば、コストパフォーマンスが良くなると言える。

 

効率的な仕事ぶりになる

 

どうも、キャリアウーマンです。

こちらも前述したように、残業をしないよう計画的に仕事を進めるという点で効率的な仕事ぶりになると言える。

 

決まった時間内に仕事をこなすには、まずこの作業に○分などの計画や割り振り、作業時間を短くするため使用ツールの選択やカスタマイズなどを行う必要がある。

こうしてどんどん改良していくうちに、1つの仕事にかかる時間も短くなっていくだろう。こうなるとまた、コストパフォーマンスが良いというメリットに戻るわけだ。

 

待って。なんて最高な循環なの…。

 

長く続けられる

 

ハッキリ言って、だらだら長時間仕事に取り組むのなんて続かない。何時間残業をすれば文句を言われずに済むのか、終わりが見えない。そのうち不満となるだろう。

こうなると人は転職を考える。転職するにはパワーもいくらかのお金(例えば交通費や転職期間中の生活費など)も必要になってくるし、会社側だって人を雇うにはかなりのお金が必要になってくるのですぐに辞められては赤字になってしまう。

働く側も雇う側も、長く続けられないことにはデメリットが多い。

 

長く続ければ、キャリアアップもしやすく、その業界の知識もたくさん蓄えられるだろう。

まぁ別の世界を見ることも時には必要だけど、長く続けて1つのことに特化した方がスキル的に良いと思う。

なんにせよ、長く続く方が良いことが多い。

 

健康的である

 

毎日2,3時間なら…と思って残業をしている人がいるかもしれないが、2,3時間はとても大きい。

1時間や30分ですら大きい。

2,3時間、毎日睡眠時間が延びると考えるとどうだろう?ノンレム睡眠半端ないよ。

 

残業が長い人が生活の中でどの時間を削るハメになるかと言うと、おそらく睡眠だ。

でも睡眠は人生の1/3と言われるだけあって、人間にとって本当に大切だ。

眠ることで身体が休まるし、脳も整理される。そしてストレスも軽減される。いいことづくし!!!

睡眠時間を確保するためには、残業などしていられないのだ。

 

生活が充実する

 

定時退社を心がけると、当たり前だが毎日決まった時間帯に帰ることができる。

そのため、退社後の予定も立てやすいのだ。

ジムに通ったり運動できるし、ゲームや漫画などずっと好きだったものを極めるのもいいし、新しいことに挑戦するのだっていい。

人に付き合ってダラダラ残業をしていると、「今日は何時まで残業すれば文句言われないのか」など考えるハメになる。何時に終えることができるか不安定で仕方ない。

 

人はよく安定を求める。安定した収入、安定した企業など…。でもよく考えて。定時退社こそ最高の安定だと言えるじゃないか!!

決まった時間帯に仕事を終える、その後の計画も毎日練ることができる。晩ごはんはこれにしよう、帰りに食材を買っていこう… エッ めっちゃ生活安定してんじゃん???

 

また、生活が安定し充実すると、幸福度が上がるので精神的にもとっても良い。精神面もとっても安定する。

 

終わりに

 

なかなか長いヘイトスピーチになってしまいました。

でも私は、この1つの記事におさめたかったのでこれでOK。

「とにかくこの記事だけでいいから読んでくれ」といった具合にしたかったので…!

 

「残業が嫌い」と言うと「甘え」と思われがち。

でも私はそうは思わない。甘えではないと強く思う自分なりの意見があります。

(もちろん正社員でいると残業が必要になることもあるんですけどね…。それは"例外的"であれば納得できるんです。)

 

残業をする者は偉く、残業を嫌う者は甘えと思われがちな世の中で、私たち「残業嫌い」はどうしても肩身が狭い。

同僚や上司など社内の人間にはもちろん、社外の人間であっても社会人相手に「残業が嫌い」だと語るのは難しくあると思います。私も友人相手にすらなかなか言い出しにくいと感じます。

でも、この考えを言語化しないと誰にも伝わらないし、伝えないとそんな意見は無いのと同じになってしまう。ブログで自分の気持ちを書くようになったのも同じ理由ですが、人に伝えないとソレは無かったのと同じになると思うんです。だから甘えた新人だ!!!と言われる覚悟でこの記事を書きました。

私と同じ「残業嫌い」のみなさんが、もっと意見や気持ちを言語化することで、少しでもこちら側の意見が取り入れられる世の中になればと思います…。マジで…。マジでみんな頑張ってくれ…。

 

聞いてくれてありがとうございました。